我々日本人にとって腰痛は国民病とも言える代物です。
数日続く強烈な腰痛もあれば日々を悩ませる慢性的な腰痛もあります。
腰痛は痛みの程度に関係なく、治ったあとも身体に問題を与えていることが分かっています。
というのも腰痛に罹る人は共通した傾向があると言うのです。
腰痛の再発リスクを高める4つの問題
1.体幹の筋持久力が低い
2.体幹の筋バランスが悪い
3.股関節の柔軟性が低い
4.身体の安定性が低い
こうした根本的な問題は腰痛が改善したとしても依然残ったままであり、再発のリスクファクターとなるのです。
体幹の筋持久力の低さ
人が何かしらの動作を行うときには体幹の筋、なかでも腰周辺を守ってくれる筋群が自動的に活動します。
そうした筋群は強い力を発揮する必要はありませんが、どんな動作でも、いつでもどこでも働く必要があるのです。
しかし、体幹筋群の筋持久力が低い場合には早期に疲弊してしまい、本来働くべき場面で働けないという事態に陥ります。
それは再び腰痛を招く原因となります。
体幹の筋バランスの悪さ
体幹の筋バランスの悪さも腰痛再発のリスクを高めます。
基本的に腰痛は体幹の後面の筋肉を過剰に収縮させてしまい、さらに潜在的な因子として姿勢の崩れから腹部の筋群の弱化などが起こっています。
腰痛患者に対して腹筋運動を進めることがありますが、それも体幹筋群のバランスを改善する手立てとなります。
しかし一般的な腹筋運動では腰椎の圧縮負荷を高めてしまうため、注意が必要です。
股関節の柔軟性
腰椎患者の多くは股関節の内旋と伸展の可動域が低下していると言われています。
殿部の筋群や骨盤周辺の筋群の弱さや硬さ、股関節前面の筋群の過剰な活動などが原因とされています。
さらに骨盤と股関節のアライメントの崩れも影響するとされています。
身体の安定性の低さ
腰周辺の筋群は、体幹を安定させ、さらに手足の十分な力発揮を促すための基礎となります。
再発リスクがある人では、力仕事のようないきむような動作をする際に、本来であれば働く腰部の筋群の機能が低下しているため、不安定性やグラつきが出てしまいます。
改善のためには
こうした問題の解決のためには多角的なアプローチが必要となります。
筋の同時活動を促通させたりや神経筋パターン、動作パターンへの介入を行うこと、全身と各関節の安定性を構築すること、筋持久力を改善させることなどさまざまです。
そしてこれは短期間の改善プログラムではなく、長期的なプログラムとして行います。
パーソナルトレーニングではどう対応する?
上に書いたとおりですが、長期的に問題解決を図ります。
とは言え現在抱えている腰痛自体は比較的短時間で軽減します。
その後、また腰痛が出ないように、体幹の筋持久、筋バランス、柔軟性、安定性などを構築していきます。
目指すところは、1日中無意識的に働くような腰部の安定性を確保することです。
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