痛みは神経と筋肉の連携に不具合をもたらしてしまいます。
筋肉は神経によって制御されており、反射的な活動から意識的な活動まで、人間の動作は筋肉と神経の緻密な連携によりコントロールされています。
ひとたびそこに痛みが現れると、反射的にも意識的にも痛みを回避しようとするために、それらの連携に乱れが起きてしまうのです。
痛みによる神経筋バランスの崩れ
膝関節痛患者の場合
例えば、膝痛を抱えていると階段を上り下りする際に、膝前面の筋肉の活動に変化が起こると言われています。
その変化とは膝前面の筋群内でバランスが崩れることで、これがさらなる膝の痛みや疾患を招く可能性があるとされています。
腰痛患者の場合
その他、腰痛患者では腰を守る最重要の筋肉である多裂筋の機能が低下することが分かっています。
さらに通常ではそこまで活動しないはずの動作でも腰の筋肉が過剰に働いてしまいます。
原因
これらは筋肉をコントロールする神経が痛みに影響され、筋活動を増減させている結果だと言えます。
人は痛みがあるときには、痛みが出る動きを回避する疼痛回避行動を行いますが、そうした動作が神経活動に異常を起こし、また神経活動がそうした動作を招きます。
このような神経活動は当該する筋肉を弱化させ、その周囲の筋肉の活動を亢進させるといったバランスの乱れを引き起こします。
したがって痛みや不安定性を改善するためには、その原因が周囲筋の増強や減弱なのか、その筋の減弱なのかをしっかり見極める必要があります。
パーソナルトレーニングではどう対応する?
誤って学習された動作を是正する必要があるため、動作訓練を行います。
これにはほとんど負荷を掛ける必要がありません。
ゆっくりとした動作を何度も何度も反復することで動作を学習していきます。
それに加えて痛み軽減のためにEIHを促通する有酸素運動・トレーニングを行います。
考えるべきは「痛み」と「動作」を別々にアプローチしていくことです。
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