痛風とは、痛みに過敏になり風が吹いただけでも痛いと言われるほど激しい痛みが起こり、患部が赤く腫れ上がる疾患です。
一般には暴飲暴食が原因だとされています。
痛風とは?
痛風は血中尿酸濃度が過剰になった結果、関節内で尿酸由来の結晶が作られることが原因で起こります。
尿酸は女性ホルモンによって排泄が促されるため、圧倒的に男性に発症しやすいと言われています。
そのため女性ホルモン分泌量が低下する高齢女性も痛風リスクが高まります。
尿酸と関連してプリン体という言葉をよく聞きますが、これは尿酸の原料となります。
プリン体
プリン体は、痛風の原因にもなる悪者のように扱われていますが、実は我々の体の多くはプリン体で構成されています。
というのも、プリン体はDNAを構成する物質であり、ほぼ全ての生物がDNAを持っている以上、多くの食べ物にはプリン体が含まれているということになります。
そのため暴飲暴食はプリン体を多く取り込むことになりそれが尿酸値上昇の原因となるわけです。
それ以外にも代謝によって細胞が分解される際にプリン体が放出されたり、激しい運動など急激にエネルギーを使うことでもプリン体が発生します。
痛風の症状
痛風発作は尿酸値が高い状態が続いたときに起こります。
ほとんどの場合は足の親指の付け根が赤く腫れ上がり激痛が生じます。
その他、足の甲やくるぶし、アキレス腱などにも症状が現れます。
これらの痛みは、7〜10日ほどで軽快し、その後に全快します。
しかし大抵の場合この発作は1年以内に再発します。
慢性化すると再発頻度が高くなってしまいます。
また、尿酸値が高い人は心血管障害や脳血管障害のリスクも高くなるため生活習慣を見直す必要があります。
予防は?
暴飲暴食をしないこと、すなわちプリン体を多く含む食べ物を摂りすぎないこと、アルコール飲料を飲みすぎないことが一番に挙げられます。
また水分摂取に気を配り、なるべく尿で排泄を促すことや適度な運動を行うことなども行っていきましょう。
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