スポーツや出産によって起こる恥骨炎・恥骨結合炎

痛み全般

恥骨は左右の骨盤同士をつなぐ恥骨結合を有していること、下肢を動かす強力な筋肉が付着していることから炎症や痛みが起こりやすい部位とされてます。

そうした恥骨痛のうち筋損傷と恥骨炎、産前産後と恥骨結合炎の関係について書いていきます。

恥骨炎

恥骨炎は一般的に、下肢の大部分の動作に関わる内転筋群や最も強い筋肉のひとつである大腿直筋の過剰な活動によって起こります。

筋損傷に伴う恥骨炎

スポーツ動作で頻繁に行わる急激なターン、ストップ&ゴーやダッシュなどは内転筋損傷の原因となりますが、それが引き金となり恥骨炎へと繋がります。

損傷した内転筋は股関節の外転(脚を広げる動作)や、内転(脚を閉じる動作)させると痛みが増強します。

そのため恥骨炎は、走ったりターンしたりキック動作をすると悪化するため、安静が必要となります。

恥骨炎による痛み

恥骨炎による痛みは、恥骨、鼠径部、下腹部、会陰部、精巣部など広範に現れることがあります。

日常的な動作で言えば階段の上り下りでも痛みが増強し、さらに咳やくしゃみのようにいきむ動作でも増強します。

また鼠径部周辺に圧痛を訴えることが多く、筋損傷を伴う場合はその筋を圧迫すると特に痛みが増強します。

したがって恥骨炎や恥骨結合炎は鼠径部痛症候群のひとつにも数えられます。

恥骨炎の治療

内転筋損傷に伴う恥骨炎治療では内転筋にアプローチしていきます。

損傷した内転筋の十分な張力と強度を回復させることが重要で、全体としては安静に努めながらも関節可動域運動や内転筋トレーニングなどを行っていきます。

妊娠・出産と骨盤

骨盤は構造上、ふたつのリングから構成されます。

上部にある広い骨盤上口と下部にある恥骨結合で繋がれた骨盤下口です。

胎児は骨盤上口は比較的容易に通過しますが骨盤下口は狭いため、恥骨結合を含め周囲の靭帯を弛緩させることで脱出が可能となります。

産後4ヶ月ほど続く骨盤可動性の増大

妊娠・出産によって誘発された骨盤の可動性増大は産後4ヶ月まで続きます。

その後、子宮の退縮とともに関節の安定性は回復します。

どのように骨盤が緩むのか

出産のための骨盤の緩みに関係するのは仙腸関節、尾骨、恥骨結合です。

それらに関係する靭帯が妊娠期間そのもの構造的変化や性ホルモンによって弛緩します。

仙腸関節、仙尾骨関節、恥骨結合の3つの連結が弛緩した結果、骨盤の直径は10〜15%増加し、胎児の動きが促進されます。

緩んだ結果

そうして骨盤が緩んだ結果、関節はストレスに対して脆弱になります。

妊娠期間や毎月の月経期間中には仙腸関節に大きな捻れと剪断力が加わるため、仙腸関節炎が生じたり、骨盤の捻じれなどが生じます。

そうした骨盤の捻じれは恥骨結合炎の引き金となります。

さらに恥骨結合自体も弛緩しているため恥骨結合炎リスクも高まります。

恥骨結合炎

恥骨結合炎も恥骨炎と同じく恥骨周囲や鼠径部の痛みなどが生じます。

炎症であるため基本的な炎症処置が必要です。

スポーツ外傷としての恥骨結合炎や恥骨炎と違うところは関節の緩みを補強すべく筋力強化などを必要とするところです。

その他、姿勢の改善や骨盤アライメントの改善など、単純に安静だけでは軽快しないことがポイントとなります。

したがって本来的には産前産後を通して骨盤周辺筋群のエクササイズや全身の筋や関節が硬くならないように軽運動などを行っていく必要があります。

 

 

 

 

 

 

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