温泉や入浴による健康効果

健康

古くから、体内外の疲れを取るためには「温泉」に入ることが効果的だとされています。

温泉でなくとも、温かいお風呂に入ることは水の特質である「静水圧効果」と「浮力」に加え、温かさからくる「温熱作用」を享受することが出来ます。

それに加えて温泉の含有成分がさまざまな効能をもたらします。

入浴による効果

基本的に、入浴によって浮力、静水圧効果、温熱効果を期待できます。

浮力

我々は水上では浮かぶことが出来ますが、これは浮力による働きです。

この浮力によって我々は水中での体重は1/10程度になります。

したがって身体の筋肉や各関節にかかる負荷も軽減するため、機会的ストレスの解放に繋がります。

また血栓を溶かす作用も高めるとされており、血液サラサラ効果もあります。

静水圧効果

水中ではすべての方向から均等に水圧が加わります。

この水圧によってマッサージ効果と静脈還流の促進、血圧上昇などが起こり疲労回復が促されます。

しかし水深によって水圧が高まるため、心臓や血圧に問題がある方は深く浸かりすぎないようにしましょう。

温熱作用

温熱作用によって種々の末梢血管が拡張し血流が促進されます。

加えて、38〜40℃の微温浴とよばれる温度での入浴は自律神経のバランスを整え、入浴後の心地よい睡眠を促進します。

高温浴では神経疲労や胃酸過多に効果があるとされています。

日本人に多い長時間の高温浴は発汗による脱水や血液凝固を促し、脳血管障害のリスクを高める可能性があるので注意が必要です。

温泉の効果・効能

温泉にはさまざまな効果・効能がありますが、一般的にどの泉質にも共通してあてはまる一般的適応症と、泉質によって定められた泉質別適応症というものがあります。

一般的適応症

どの温泉にもあてはまる適応症は主に以下のものです。

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器炎、痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進

泉質別適応症

泉質別適応症は以下のものがあります。

泉質別適応症についての説明

一般的禁忌

温泉には適応があれば禁忌もあります。どの泉質にも当てはまる禁忌を一般的禁忌症といいます。

急性疾患(特に発熱がある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠中

泉質別禁忌

泉質別禁忌もありますが、温泉を飲む場合に比べて、入浴では硫黄泉、酸性泉のみ禁忌症があります。

皮膚、粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人、高齢者の皮膚乾燥症

温泉や入浴

こうした温泉や入浴を用いて疲労回復や種々の問題を解決していきましょう。

自身の抱える問題に合わせた処方を行っていきましょう。

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