ショウガは生理痛、関節痛、妊娠中の吐き気にもオススメです

健康

1年中さまざまな調理シーンで用いられるショウガ。

味や香りはもちろんのこと、健康効果も期待されています。

アメリカの生物医学ジャーナルAmerican Journal of Clinical Nutrition(2022)に掲載された調査によると、統計的にはさまざまな効果が期待できるかもしれないということが分かりました。

妊娠中の吐き気を軽減

ショウガに関する24の研究をレビューしたところ、どうやらこの妊娠中の吐き気の軽減が最も効果的であったそうです。

プラセボを摂取した妊婦に比べて、ショウガを摂取した妊婦は吐き気を経験する割合が7.5倍も低かったとされています。

変形性関節症の鎮痛効果

ショウガには鎮痛作用があるとされていますが、どうやら変形性関節症にも効果が期待できそうです。

しかし、効果が期待できるものの痛みを軽減する働きそのものは弱いとされています。

血糖値に対する効果

2〜3ヶ月の継続的な追跡によると、血糖値を測る因子となるHbA1c(血中のブドウ糖とヘモグロビンが結合したもの)が1%低下したといいます。

この1%という数字は、1%増加するだけでも心疾患や死亡率と関連すると言われているため、高い効果が期待できます。

月経困難症

日本には1000万近くの潜在的な月経困難症患者がいるとされています。

ショウガの摂取によって月経痛の重症度が低下したという報告があります。

しかし一貫しておらず確実に効果があるとは言えないかもしれません。

運動後の筋肉痛にも、不安定ですが同様の効果が期待できるようです。

副作用や適していない人

これらのレビューによると、ショウガには若干の胸焼けが副作用としてあるといい、逆流性食道炎の人は摂取しすぎないほうが良いかもしれません。

また血小板凝集を減少させる効果もあるため、抗凝固療法を受けている人は避けたほうが良いとも主張しています。

最後に

これらの研究は短期間で設定されており、長期的な影響には関しては今後の調査が必要です。

また、あくまでショウガはサプリメント、食事の範疇で摂取されるべきであり、治療に取って代わるものではないということは留意しなければなりません。

参考文献

Orally consumed ginger and human health: an umbrella review https://academic.oup.com/ajcn/article/115/6/1511/6526865?searchresult=1

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