運動中やトレーニング中に聴く音楽。
この内容によってパフォーマンスが変わるというのだから驚きです。
リズミカルな運動ではテンポの早い音楽を
たとえば、ジョギングやバイクなどリズミカルな運動を行う場合にはテンポの早い音楽を聴きましょう。
テンポの早い音楽を聴くと自然とそちらに運動のテンポが合っていくようです。
リズム運動では遅く行えば行うほど筋肉への負担が増えてしまうため、自身に合ったテンポ、曲を選択すると良いでしょう。
テンション上げるなら長調を、気持ちを落ち着けたいなら短調を
また気分を盛り上げたい場合には長調を、または気持ちを落ち着けたい、集中したい場合には短調の曲を聴くと良いといいます。
これは勉強や読書といった集中を要する物事や睡眠とも関連していると言われています。
音楽を聴くだけでパフォーマンスが上がる
さらに、運動パフォーマンスそのものにも影響を与えるのではないかと研究によって示唆されています。
運動科学ジャーナルの『Internal Journal of Exercise Science』に掲載された研究では、セッションの休憩時間に音楽を聴くことで、その次の爆発的な力発揮が向上する可能性があることが示唆されました。
運動中と休憩中に敢えて曲を変えるのもアリ
つまり、音楽は運動中にもその休憩中にも効果が発揮されるということが分かりました。
ということは、敢えて運動中と休憩中のメリハリをつけるためにも音楽をその都度変えるという手もアリなのではないでしょうか。
普段音楽を聴いてトレーニングを行っているかたはぜひ試してみてはいかがでしょうか。
参考
Effects of Respite Music on Repeated Upper-body Resistance Exercise Performance
https://digitalcommons.wku.edu/ijes/vol15/iss7/1/