地面の硬さと足への衝撃の関係

足の痛み
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硬い地面を走ると足をケガしそうで怖いですよね。

でも実際にはそこまで影響がないと言われているんです。

もし痛みが出たりケガしたりする場合には地面の影響ではないかもしれません。

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地面の硬さがあまり関係ない理由

地面の硬さがあまり関係ない理由は、人間のランニング動作が洗練されているからなんです。

もともと長距離走行に適した生き物ということもあって、地面がどんな硬さでも衝撃が均一になるように調整されています。

具体的には、

  • 歩幅の調整
  • 筋収縮の調整
  • 関節角度の調整

です。

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ただし硬くないほうが良いのは間違いない

とはいえ、芝生の上とアスファルトの上とでは衝撃の強さは違いますよね。

地面の硬さの違いほど衝撃は大きくないという認識でいましょう。

ですが、それ以上に気をつけるべきポイントがあります。

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地面の硬さではなく地面の質が大切

気をつけるべきポイントは地面の質です。

以下を見てみましょう。

  • キレイに舗装された平坦な道のほうがケガしやすい
  • 舗装されていない道のほうがケガしづらい
  • 凸凹のある道のほうがケガしづらい

なぜキレイに舗装された道でケガしやすくなるかというと、歩幅が一定になってしまうからなんですね。

つまりずーっと同じ筋肉とずーっと同じ関節角度で動くことになります。

足の裏の筋肉や骨に加わるストレスも一定ですから、常に一定のストレスが足に加わることでケガのリスクが高まってしまうのです。

反対に、舗装されていない道や凹凸のある道などでは、毎回着地面が微妙に異なるため、身体への衝撃も毎回変化します。

したがって、足に違和感や問題を抱えている人は整地された路面ではないところを選んで走ってみてもいいかもしれません。

ただ捻挫ぐせのある方は凸凹面では捻挫に気をつけて行いましょう。

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痛んだりケガする場合はその他の可能性を疑う

痛んだりケガしやすい場合はその他の可能性を疑いましょう。

  • トゥスプリングが高すぎる/低すぎる
  • 足裏の柔軟性が低い(硬い)
  • 足の筋肉が弱い

トゥスプリングとはランニングシューズのつま先の反りのことで、ここが高すぎと楽に走れる反面、筋力が低下して、結果ストレスに弱くなります。

また、シューズが合っていない可能性もあるかもしれません。

シューズに関してはこちらの記事にも書いてますので参考にしてみてください。

足裏の柔軟性が低いと地面に足が着くたびに骨を強く引っ張ってしまいます。

その結果、足底腱膜炎や踵骨棘といった問題が生じます。

どちらも朝イチや歩き始めに痛みますが、土踏まず側が痛むと足底腱膜炎かかと側が痛むと踵骨棘と大まかに覚えておきましょう。

足の筋肉が弱い場合にも上記の問題が起こりますので、強化が必要です。

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足裏の強化とケアの方法

最後に足裏の強化とケアの方法をお教えします。 

足裏の強化に関してはタオルを指で引っ張るタオルギャザーを行う人が多いのですが、実際はあまり効果がありません。

バランスパッドを使いましょう。

バランスパッドに足を乗せ、そのまま足指でパッドを押し込むだけで強化になります。

ゆっくり踏みしめるように足踏みしたり片足立ちしてもOKです。

足裏のケアはトリガーポイントボールを用いると効果的です。ゴロゴロと転がしましょう。

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まとめ

地面の硬さの足のケガしやすさはあまり関係していませんでした。

ですが、地面の質だったり足のコンディションいかんではケガのリスクが高まってしまいますのでしっかりケアしていきましょう。

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